訪問看護制度というのは、1991年の老人保健法改正により、在宅において寝たきりなどの高齢者を対象に創設されたものです。
訪問看護は、地域の保健所や病院から看護師が対象者の居宅を訪ね、療養上の世話、必要な診療の補助などを行います。
訪問看護制度は、1994年の健康保険法の改正によって、次のようなものにも拡大されました。 ■難病患者 ■重度障害者 ■末期がん患者 ■精神障害者...など
訪問看護師というのは、訪問看護ステーションや医療機関より派遣された看護師が、医師の指示に基づき、次のようなことを行う者のことをいいます。 ■療養上の世話または診療の補助 ■食事や排泄、清潔など日常生活上の援助 ■服薬管理 ■家族に対する介護指導 ■リハビリ ■ターミナルケア