パーキンソン病というのは、代表的な神経変性疾患の1つです。中脳黒質細胞の変性によって神経伝達物質であるドーパミンが著しく減少し、種々の障害をもたらします。 なお、パーキンソン病は、厚生労働省によって、特定疾患に指定されています。
パーキンソン病は、振戦・筋強剛・無動症などを生じ、さらに加速歩行・前傾姿勢・仮面様顔貌などが現れます。 なお、パーキンソン病の治療には、薬物療法が効果的です。
排泄というのは、生物体が物質代謝の結果生じた不用あるいは有害な物質を体外へ出すことをいいます。 高齢者の場合は、排泄に関して機能低下による障害を起こしやすいですから、健康の指標として排泄の回数や状態などが重要になってきます。
排泄の世話を他者に委ねなければならなくなるということは、自尊心を傷つけるおそれがあり、また精神生活の低下にもつながりますので、オムツ使用については慎重を期します。