国際生活機能分類とはどのようなものですか?
世界保健機関(WHO)は、2001年に国際障害分類思案(ICIDH)を改訂し、人間の生活機能と障害について、次の3つの次元および「環境因子」等の影響を及ぼす因子で分類しました。
■心身機能・身体構造
■活動
■参加
国際生活機能分類(ICF)の特徴は?
国際障害分類思案(ICIDH)では、障害(機能障害、能力障害、社会的不利)というマイナス面を分類するという考え方が中心であったのに対して、ICFでは、生活機能(心身機能・身体構造・活動・参加)というプラス面からみるように視点を転換し、さらに環境因子等の観点を加えたところに特徴があります。 |